ポルシェ コミュニケーション マネジメント - ユーザーフレンドリーなインフォテイメントシステム

またニュー718 GTSモデルには、ポルシェ コミュニケーション マネジメントシステム(PCM)が標準装備されます。そしてオンラインナビゲーションモジュール、ボイスコントロール、ポルシェ コネクトがオプションで用意されます。PCMは近接センサー内蔵の高解像度タッチスクリーンディスプレイを使用したシンプルで使いやすいシステムを備えています。これはスマートフォンと同じようにマルチタッチジェスチャーで操作します。オプションのコネクトプラスモジュールを使用すると、携帯電話やスマートフォンをWi-Fi経由で接続することもできます。

またオプションとしてリアルタイム交通情報の提供も用意され、即応性と信頼性の高いナビゲーションを利用することができます。これにより交通状況の概要を素早く取得できるだけでなく、この情報を使って臨機応変なルート調整も可能となります。そのほかに多数のポルシェ コネクトのサービスが利用可能です。各国および各車両で利用可能なコネクトのサービスの詳細についてはwww.porsche.com/connectにてご確認ください。

スポーツクロノ パッケージも標準装備の一部となっています。ダッシュボードのアナログ式ストップウォッチとインストルメントクラスターのデジタル式ストップウォッチに加えて、このパッケージにはパフォーマンスディスプレイが含まれます。機能が強化されたポルシェ トラックプレシジョン アプリがニュー718 GTSモデルで初めて利用可能になりました。このスマートフォンアプリはポルシェのモータースポーツ活動から派生したもので、車両のシステムと直接接続して、サーキットを走行中に得られた情報を記録・表示するとともに、その情報の詳細な分析も行います。ドライバーはあらかじめ設定された世界中130箇所のサーキットでラップタイムを計測・記録することができます。アプリで希望するサーキットが利用できない場合はドライバー自身が追加することも可能です。

コース走行終了後、このアプリを使ってスマートフォンでドライビングデータを確認できます。区間タイムとラップタイムのほか、基準ラップとの相違点をアニメーションで表示することも可能です。このアプリはPCMから直接取得した車両データとGPSデータを使用します。グラフィックを用いたドライビングデータの分析とビデオによる分析は、ドライバーのパフォーマンスを継続的に向上させることに役立ちます。ビデオによる分析では、スマートフォンのカメラを使用し、その映像にドライビングデータをアニメーションで表示します。別な視点からの分析を行うために、外部カメラからの追加ビデオ映像をシステムに統合することも可能です。ドライビングデータを分析し、それを他のラップと比較することで、ドライバーはブレーキングポイントや理想的なレーシングラインを常に追求することができます。またこのアプリはラップタイムの音響データを提供し、その録音をソーシャルメディアネットワークを介して友人と共有することも可能にします。さらに記録されたビデオの分析とドライビングデータをエクスポートし、自宅のPCで別のソフトウェアを使用して、さらに詳細な分析を行うこともできます。

このアプリにはApple Watch所有者が利用できる追加機能もあり、ドライビング中の心拍数を測定・記録し、あとで分析するといったことも可能です。またベストタイムを更新したときに、Apple Watchからドライバーにバイブレーションで知らせることもできます。

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オプションのアシストシステム - パフォーマンス向上のための安全性強化
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