新しいオプション:ヘッドアップディスプレイと22インチ軽合金製ホイール

新しいアシスタンスシステム、機能、およびディテールを備えたカイエン

カイエンE-ハイブリッドの発売と同時に、ポルシェは、シリーズ全体のアシスタンスシステムとオプション装備の範囲を多彩なイノベーションによって拡張します。ポルシェに初めてヘッドアップディスプレイが装備され、ドライビングに関連する全ての情報がドライバーの視線内に直接フルカラーで投影されます。これによって、ドライバーの前方への注意がそれることが大幅に低減されます。カイエンには、アダプティブ クルーズコントロールとアクティブレーンガイダンスを組み込んだインテリジェントなデジタルコパイロットのポルシェ イノドライブ、マッサージシート、ヒーテッドフロントウインドウ、リモートコントロール付独立ヒーター、および22インチ軽合金製ホイールも装備されます。

ポルシェ初のヘッドアップディスプレイ

ニューカイエンには、ポルシェ初のヘッドアップディスプレイが装備されます。このシステムは、約2.3m先に7つのセクションに分かれたグラフィックディスプレイを表示します。ディスプレイの高さ、明るさ、および角度をPCMから調節可能です。車の装備に応じて、4つまでのプリセットを選択してドライビング情報を表示することができます。標準ビューは、アシスタンスシステムの作動とステータスについての情報を提供します。これによって、現在適用される道路標識の表示や、特定の目的地に向かうときのナビゲーション情報の表示などができます。スポーツクロノ パッケージとの組み合わせで、車速、ラップタイム、周回数など、ダイナミックドライビング情報の関連プリセットを提供します。スポーツレスポンス機能が作動すると、ヘッドアップディスプレイで残りの作動時間を確認することができます。オフロードプリセットは、オプションのオフロードパッケージとの組み合わせで(カイエンE-ハイブリッドには装備できない)、横方向の傾き、ステアリングの動き、勾配、およびヒルディセントコントロールについての情報を表示します。ユーザー設定ディスプレイの4つ目のプリセットは、PCMを介して各ディスプレイ機能から独自の設定を作成することができます。システムは、選択したプリセットに関係なく状況の関連情報を表示します。衝突の危険があるときは、大きな警告シンボルが表示されます。電話の着信やボイスコマンドの作動時にも対応するシンボルが表示されます。

カイエン専用:オフロードプレシジョンアプリ

ポルシェは、新しいオフロードプレシジョンアプリによって、カイエンのドライバーに、オフロード走行の記録、評価、および向上の機会を提供します。「トリップ」セクションは、携帯電話の人気のランニングアプリと同様に機能します。記録を作動すると、ドライバー、車両、ルート、タイム、およびGPSデータの全ての関連データが自動的に収集されます。後で、ルートと標高プロファイルを自動作成して、地図上に表示することができます。同時に、スマートフォンや外部制御のアクションカメラを使用して、動画に記録することも可能です。スマートフォンの「シェアリング」機能によって、トリップをSNSで共有することもできます。アプリの「パーソナルプログレス」モードは、ドライバーのパフォーマンスをボーナスシステムで評価します。このアプリは、オフロード初心者にカイエンでオフロード走行する方法を説明し、十分な基礎知識も提供します。チュートリアルには、安全な環境でオフロードの初体験ができるオフロードパークの概要も含まれています。iOSとAndroid用のオフロードプレシジョンアプリが用意されています。

さらなる快適性、さらなる価値:独立ヒーター、マッサージシート、ラゲッジコンパートメントマネジメント

カイエンの拡張された装備には、ヒーテッドフロントウインドウと設定可能なリモートコントロール付独立ヒーター、およびPorsche Connect接続が含まれます。オプションのフロントコンフォートシートの新しいマッサージ機能(14way、電動)は、快適性とともに体調も改善します。ドライバーと乗員は、バックレストに組み込まれる10個のエアクッションによる5種類のプログラムから選択することができます。これは、腰掛けたときの快適性だけでなく長距離走行時の筋肉の活動とリラクセーションを促進します。また、新しいラゲッジコンパートメントマネジメントには、ローディングフロアに統合された2本のアタッチメントレール、テレスコピックロッド、ラッシングポイント、およびパーティションネットが含まれます。

新しいスポーツオプション

ポルシェは、スポーツを重視したカイエンのドライバーのためにオプションの範囲を拡張して新しいホイールデザイン、21インチ カイエン エクスクルーシブデザイン ホイールと22インチ カイエン スポーツクラシック ホイールを採用します。新しい21インチ カイエンE-ハイブリッド デザイン ホイールもカイエンE-ハイブリッド専用に用意されています。ダイナミックなサウンド体験を提供する新しいスポーツエグゾーストシステムは、特にスポーツとスポーツプラスモードでパワフルなサウンドを生み出します。スポーツエグゾーストシステムのツインテールパイプは、ハイグロスのシルバーまたはブラックから選択できます。スポーツデザインパッケージは、ニューカイエン モデルにさらにスポーティな外見を与えます。エクステリアカラーの独立したコンポーネントは、いっそうユニークなアピアランスを保証します。

イノドライブ:電子制御コパイロット

アダプティブクルーズコントロールを含む新しいポルシェ イノドライブは特に未来を志向します。ナビゲーションデータに基づいて次の3kmの最適な加速値と減速値を計算し、エンジン、ティプトロニックS、およびブレーキシステムを介して作動します。このプロセスの一環として、電子制御コパイロットは、コーナー、勾配、速度制限を自動的に考慮します。レーダーとビデオセンサーを使用して現在の交通状況を検知し、それに従って制御プロセスを適合させます。ポルシェで開発されたイノドライブシステムは、ナビゲーション予測データに基づいてコースティング、減速フューエルカットオフ、ブレーキングなどの車両機能を制御し、燃料効率を最適化します。

ポルシェ イノドライブは、快適性とダイナミクスにも大きなメリットをもたらします。システムはロータリー交差点までも認識し、その条件に合わせて事前に走行速度を調節します。スポーツモードの作動時には、イノドライブもダイナミックなプログラムに切り替わります。統合されたアダプティブクルーズコントロールシステムは、レーダーとビデオセンサーによって前方車両との距離をモニターし、連続的に調節します。アクティブレーンガイダンスは、舗装道路や高速道路の走行をアシストします(0-210kmの速度範囲)。システムは、車線と道路の他の車を基準にして、ステリングに軽く作用しながらシステムの制限内で前方車両に従います。

サウンドワールド1:ボーズ®サウンド システム

カイエン ターボに標準装備されている新しいボーズ®サウンド システムは、他のモデルではオプション装備となります。サブウーファーを含む14個のスピーカー、14チャンネルアンプと出力710Wを備えたシステムが、5つの全てのシートに鮮やかなサウンドを提供します。Centerpoint® 2テクノロジーがサラウンドモードでステレオソースを再生して印象的なサウンドを生み出します。AudioPilot®ノイズ補正テクノロジーによって、走行条件に関係なくサウンド体験を楽しむことができます。ボーズ® SoundTrue強化テクノロジーは、MP3フォーマットなど、圧縮で失われた音楽ファイルの領域を回復して鮮明で臨場感あふれるサウンドを提供します。

サウンドワールド2:ブルメスター® 3Dハイエンド サラウンドサウンド システム

新しいAuro 3D®フォーマットを備えた最新のブルメスター® 3Dハイエンド サラウンドサウンド システムも、車内に実際のコンサートホールの雰囲気を生み出します。出力1,455Wのシステムには、2wayセンターシステムを備えた21個のスピーカーと400WのD級デジタルアンプを内蔵するアクティブサブウーファーが含まれます。この強化されたハイエンドシステムには、ブルメスター®エアモーショントランスフォーマーやSound Enhancer®などの上級テクノロジーが採用されています。Auro 3D®アルゴリズムは、自動車内でのサウンド体験に大変革をもたらします。完璧な音楽再生で世界的に有名なGalaxy Studiosと協力して、音楽再生中に完璧な3Dサウンドを実現する特別なアルゴリズムを開発しました。Auro 3D®テクノロジーによってあらゆる音源からダイナミックな3Dサウンドを生み出すことができます。

機能パッケージ:自立した駐車のためのリモートパークアシスト

ポルシェは、新しいリモートパークアシストによって、コンフォート&セーフティ機能の包括的なオプションパッケージを作成して、新世代カイエンの次世代拡張機能を提供します。ドライバーは、駐車をカイエンに任せることができるだけでなく、駐車操作のサポートと、降車時や駐車場を離れるときの危険に対する警告を受けることができます。

アクティブなパークアシストによって駐車がさらに容易になります。超音波センサーとカメラシステムのサポートによって、システムが自動的に駐車スペースを認識して寸法を測定します。スペースの広さが十分であることが確認された後、センターコンソールのスイッチを押したまま保持すると駐車操作が開始されます。システムが操舵を行い、速度を選択し、自動的にアクセルとブレーキを制御します。ドライバーはプロセスのモニターのみを行います。アクティブなパークアシストは、車庫入れ駐車や縦列駐車に使用できます。

リモートパークアシストはさらに一歩先を行き、スマートフォンを使用してリモコンで駐車スペースから車の出し入れが可能です。システムが適切な駐車スペースを確認したら、PCMの関連スイッチを押して駐車開始を設定した後、ドライバーは降車します。その後スマートフォンアプリのボタンで駐車プロセスを継続します。駐車が完了すると、エンジンとイグニッションスイッチが自動的に停止してロックされます。ガレージパイロットも同じ原理に従います。ドライバーは降車した状態で、狭い車庫から車を出すことができます。ガレージパイロットで駐車スペースから車を出す場合も、スマートフォンで車を十分に乗り込みやすい場所まで出してから快適に乗車することができます。

3Dサラウンドビューディスプレイによる包括的なオーバービュー

システムは、ドライバーの操作もサポートします。リモートパークアシストの3Dサラウンドビューディスプレイは、4つの個別のカメラを使用して360°ビューを計算し、駐車スペースへの出入りと車の操作を助けます。このシステムの主なイノベーションは、遠近法に基づく3Dディスプレイです。縁石警告を備えた操作アシストは、視界の悪い狭い場所での衝突を回避します。10km/hまでの速度のときに自動的に機能が作動して、PCMのタッチディスプレイに駐車状況を3Dで表示します。衝突の危険がある場合は、PCMに警告を表示し、必要に応じてステアリング操作をサポートします。

けん引時に車を操縦するトレーラー操作アシスタンス

カイエンでけん引をする場合、トレーラー操作アシスタンスがバックによる駐車を容易にします。機能を作動した後、ドライバーは、リバースに入れてゆっくりと加速します。PCMのローターリーアジャスターを使用して、車を入れる角度を継続的に調整することができます。PCMのリアビューカメラの画像に適切な方向を示すガイドラインが表示されます。システムはステアリングホイールも作動して、ドライバーが選択したコースにトレーラーを操縦します。

降車して駐車スペースを離れる際の警告機能

毎日の安全を大幅に強化する2つの警告機能がパッケージに追加されています。降車警告は、ドアを開いたときに後方から近づく車を知らせてインナードアハンドルのレッドのLEDを点滅します。降車警告は、イグニッションスイッチをオフにした後3分間作動します。この機能は、リアレーダーのセンサーに基づいて行われます。後退警告も同様です。パークアシストの作動中に、駐車スペースから出ようとしている他の車などを検知して警告します。警告音を鳴らすと同時にPCMディスプレイに警告を表示し、必要に応じてブレーキの振動で知らせます。

※仕様、装備は国により異なる場合があります。

previous item
概要