完全なネットワーキング、新しいデザイン、そしてより多くの装備を備えたサクセスモデル

要約

ポルシェはマカンのデザイン、快適性、コネクティビティ、走行ダイナミクスを包括的にアップグレードさせました。これによりマカンはスポーツカーの看板車であり続けます。ポルシェデザインDNAを受け継ぐこのコンパクトなSUVには、立体的にデザインされたLEDリアライトストリップが新装備されています。LEDテクノロジーは将来的にはヘッドライトにおいても標準となる予定です。内装における新しい際立った特徴としては、新しいポルシェ コミュニケーション マネージメント(PCM)の10.9インチタッチディスプレイ、新たに配置および設計されたベンチレーションノズル、そして911で知られているオプションのGTスポーツステアリングホイールがあります。PCMは、インテリジェントな音声コントロールや標準仕様のオンラインナビゲーションといった、新しいデジタル機能へのアクセスを可能にします。コンフォート装備はとりわけトラフィックジャムアシスト、イオナイザー、ヒーテッドフロントスクリーン等によって拡充されました。

市場投入にあたり2種類のエンジンが提供されます:マカンはターボチャージャーを備え、より進化した2リッターの4気筒エンジンを搭載しています。エンジンは出力180 kW (245 PS)、最大トルク370 Nmです。マカンSは、総排気量3リッターでセンターターボレイアウトのツインスクロールターボを備えた新しいV6エンジンで駆動されます。エンジンは出力260 kW (354 PS)、最大トルク480 Nmです。7速ポルシェ ドッペルクップルング・トランスミッションPDKと4WDシステムPTMは新しいエンジンと完璧に調和しています。両方の新型マカンモデルにガソリン微粒子フィルターが装備されており、排出基準Euro 6d-TEMPを満たします。

走行ダイナミクスがマカンのコアコンピタンスであることに変わりはありません。改良されたシャシーは、一貫した安定性と向上した快適性によりニュートラルさを増し、運転の楽しみを増幅させます。新型マカンには再び、そのセグメントでは珍しいミックスタイヤが装備されています。ポルシェスポーツカーと同様、それによりインテリジェントなPTM4WDシステムのメリットが走行ダイナミクスの観点において最適に発揮されます。新開発されたタイヤは向上したパフォーマンス特性を持ち、より優れた横方向ダイナミクスを可能にします。

新しいポルシェ コミュニケーション マネージメント(PCM)により、マカンはポルシェのデジタルワールドのあらゆるオプションにアクセスすることができます。フルHDタッチスクリーンは以前の7.2インチから10.9インチへと大きくなりました。ユーザインタフェースはパナメーラとカイエン同様、あらかじめ設定されているタイル表示を用いて個別に構成されます。標準で完全にネットワーキングされている新しいシステムには、改良されたオンラインナビゲーションとポルシェ・コネクトプラスが含まれます。ここで特に中心的な役割を担うのが、ナビゲーション関連の「ヒア・クラウド」への接続です。これによりドライバーは常に最新のオンラインデータを入手し、素早くルート計算をすることができます。その他のサービスと機能には、FMラジオ、デジタルラジオ、オンラインラジオの自動切換ができるオンラインラジオ、インテリジェントな音声コントロールであるボイスパイロット、リモート機能そして安全および緊急サービスがあります。ポルシェ・コネクトアプリとポルシェ・カー・コネクトアプリにより、ドライバーはスパートフォンを通じてマカンと通信可能です。さらにオフロードプレシジョンアプリにより、マカンでのオフロード体験をよりエモーショナルに構成して記録できます。

新型マカンでは、高度なアシスタンスシステムを持つ拡張オプションを選択することができます。911への架け橋として、新型マカンのインテリアにはオプションのGTスポーツステアリングホイールがあります。さらにオプションのスポーツクロノパッケージの一部として、ステアリングホイールと一体化したスポーツレスポンススイッチを含むモードスイッチがマカンに含まれています。新しいトラフィックジャムアシストは、アダプティブクルーズコントロールに基づき時速65 kmの速度範囲でのリラックスした運転を可能にします。新しいシステムは適切なステアリング介入によりマカンをレーンにキープします。

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