4+1シートコンセプトを備えた初のパナメーラ

インテリア

このパナメーラは、高水準の快適性、ポルシェ特有のスポーツ性、そして高度の多用途性を備えたアバンギャルドなデザインを結び付けます。そのためこのモデルは、ラグジュアリーセグメントの異例として、従来のサルーンの固定したインテリア構造を超えて柔軟性を求める全ての人々の選択肢となります。ニューパナメーラ スポーツツーリスモは、さらに用途の広いリアによってこのモデルラインナップ独自のセールスポイントを強調しています。このニューモデルは、3席のリアシートを備えてポルシェのライプツィヒ工場から出荷される初のパナメーラです。オプションで2つの独立したリアシートを選択することもできます。スポーツサルーンのすでにゆったりとしたラゲッジコンパートメントの容量は、スポーツツーリスモにおいてさらに20リッター(シートを倒してルーフまで積み込むと50リッター)拡大されています。5シーター構成のラゲッジコンパートメントは特に大きく、最大520リッターの容量を備えます。ルーフの高さまで荷物を積み込むと、ラゲッジコンパートメントは1,390リッターまで増加します。

スポーツツーリスモのフロントのインテリアはスポーツサルーンと同じです。この新しいシャシー仕様は、ドライバーと乗員のためのスポーティで人間工学的なシートポジションや、デジタルメータ、クライメートコントロール機能のタッチパネルおよび最新世代ポルシェ・コミュニケーションマネージメントシステム(PCM)を含む標準装備のポルシェ・アドバンストコックピットなどの細部が、強い印象を与えます。センターコンソールに12.3インチタッチスクリーンを備えたPCMは、マルチファンクションインフォテイメントシステムの機能を担います。さらに、マルチファンクションステアリングホイールが標準装備され、パナメーラでは、パネル、インタラクティブメータ、PCM、およびマルチファンクションステアリングホイールがポルシェ・アドバンストコックピットを構成します。

後席の3つのシートと広いレッグルームとヘッドルーム

2つのパナメーラ モデルの明らかな違いがリアとラゲッジコンパートメントに見られます。ニュースポーツツーリスモは3リアシートを備えた初のパナメーラです。最高の乗員快適性を備えたスポーツ性能というモデルラインの要求に合わせて、両側の2つのシートが独立した2+1のリアシート構成を備えます。つまり、ニューポルシェは4+1シーターです。パナメーラ スポーツツーリスモのオプションには、電動調節式の2つの独立リアシートを備えた4シート構成も用意されています。スポーツツーリスモの高いルーフラインが後席の乗降を容易にし、広いヘッドスペースも確保しています。両側のリアシートのレッグルームは特にゆったりとしています。後席の2つの標準装備のUSBを使用してスマートフォンやタブレットの充電もできます。

あらゆる任務に対応する多用途性

ニュースポーツツーリスモのラゲッジコンパートメントは、標準装備される電動開閉式テールゲート、63cmの低いローディングエッジ、ホイールハウス間のワイドな92cmの幅によって積み込みやすく、1,088mmの長いローディングフロアには重いゴルフバッグも楽に収まります。コンフォートアクセスが装備されている場合は、車がキー信号によってオーナーを検知するのでフットジェスチャーでテールゲートを開閉することができます。

5シート構成によって、収納容量は520リッター(パナメーラ4 E-ハイブリッド スポーツツーリスモは425リッター )で、リアシートは、全部または個別(40:20:40分割)にラゲッジコンパートメントから電動でロック解除して格納することもできます。ルーフレベルまで積み込むと、収納容量は1,390リッター(4 E-ハイブリッド:1,295リッター)まで拡張されます。

パナメーラ スポーツツーリスモには、オプションでロードスペースマネージメントシステムが用意されています。あらゆる種類の荷物を固定して輸送するこの多用途なシステムには、ローディングフロアに統合された2本のレール、4ヵ所のラッシングポイント、およびパーティションネットが含まれます。ミーティングに向かう途中でノートパソコンの急速充電が必要な場合は、ラゲッジコンパートメントにオプション装備される230V電源ソケットを使用することもできます。

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ラグジュアリークラスのための新しいデザイン