パナメーラ、パナメーラ4、およびパナメーラ エグゼクティブモデルのデビュー
拡張を続けるパナメーラ:ロングバージョンとエントリーレベルの新しい3リッター V6ターボエンジン
ポルシェは、ニューパナメーラのモデルレンジの拡張を継続し、ロサンゼルスモーターショーにおいて、243kW(330PS)の新型V6ターボエンジンを搭載したラグジュアリーサルーンと、ボディを延長したエグゼクティブバージョンを発表します。新型V6ターボは、パナメーラの先代エンジンの最高出力を20PS上回りながら、燃料消費量は1.0リッター/100km低減されています。後輪駆動のパナメーラ、4WDのパナメーラ4、さらにロングホイールベースのパナメーラ4エグゼクティブに新しい330PSエンジンが搭載されます。
最高出力330PSを備えたパナメーラとパナメーラ4は、エントリーレベルへの期待を定義し直し、150mm長いホイールベースを備えたエグゼクティブモデルは、トップエンドとしてボディと装備を拡張します。ショーファードリブンとして設計されたロングバージョンには、4WDのパナメーラ4エグゼクティブ(243kW/330PS)、パナメーラ4 E-ハイブリッドエグゼクティブ(340kW/462 PS)、パナメーラ4Sエグゼクティブ(324kW/440PS)、およびパナメーラ ターボエグゼクティブ(404kW/550PS)が用意されています。
ニューポルシェパナメーラ エブゼクティブは、さらに上級の装備を備えます。標準装備に、大型パノラミックルーフ、フロントとリアのマルチウェイ電動調節式コンフォートシート(ヒーター付)、電子制御ダンパーシステム(ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム/PASM)を含むアダプティブエアサスペンション、および後席ヘッドレスト後方のロールアップサンブラインドが追加されます。パナメーラ4Sエグゼクティブとパナメーラ ターボエグゼクティブには、リアアクスルステアとソフトクローズドアも標準装備されます。最もパワフルなモデルのパナメーラ ターボエグゼクティブには、4ゾーンクライメートコントロール、ポルシェ・ダイナミック・ライトシステム(PDLS)を含むLEDヘッドライト、およびアンビエントライトなども追加されます。
ポルシェパナメーラ エグゼクティブ全モデルに、2組の折り畳み式テーブルとスマートフォン用インダクティブアンテナ接続(市場による)も装備可能な新開発の大型リアセンターコンソールがオプションで用意されています。エグゼクティブバージョンのエクステリアは、既存のパナメーラ モデル同様に、スポーツデザインパッケージによってさらに個性化することができます。
特に中国と米国でショーファードリブンとして頻繁に使用されるエグゼクティブ仕様のもうひとつの便利な装備オプションが、最新世代のポルシェ・リアシートエンターテイメントです。フロントシートのバックレストに統合された10.1インチディスプレイは取り外して広範に使用することが可能です。必要なときにはパナメーラの後席が完全にデジタル化された仕事場に変わります。高品質ディスプレイは車外でもタブレットとして使用できます。
モデルラインについては、完全に新設計された第2世代パナメーラが2016年の夏に導入されました。4WDモデルのパナメーラ4S、パナメーラ4Sディーゼル(310kW/422PS)、パナメーラ4 E-ハイブリッド、およびパナメーラ ターボがすでに市販されています。新しい330PSバージョンとエグゼクティブモデルの追加によって、ポルシェパナメーラ レンジには最高出力330PSから550PSまでの10モデルが揃います。