あらゆる地形でのくつろぎ:ポルシェ カイエンとマカン

マカン ターボ パフォーマンスがポルシェのSUVモデルを完成

ポルシェは、コンパクト4WDセグメントトップモデルのマカン ターボ パフォーマンスの発売によってダイナミックなSUVシリーズを拡張します。ニューマカン ターボ パフォーマンスは、324kW(440PS)に引き上げられた最高出力が卓越したスポーツ特性を備えたフラグシップモデルであるだけでなく、ポルシェのSUVが提供する特有の市場展開を再び明確に示します。安定したオフロード使用、サーキットにおけるスポーツカー同様のダイナミクス、あるいは日常走行での長距離快適性によって、カイエンとマカンは、比類のない広範な使用が可能です。両モデルは、オンロードとオフロード、雪道や砂利道でも、常に最適なトラクションとポルシェ特有のドライビングエクスペリエンスを兼ね備えながら、同時にくつろぎを与えます。

ポルシェ カイエン:独創的なスポーティSUV

カイエンとマカンのサクセスストーリーは、1990年代末にポルシェが行った勇敢で先見性のある決断から始まりました。スポーツカー市場ですでに大きな成功を収めていたポルシェは、新たな成長の機会を探し求めながら、スポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)セグメントへの参入を決意しました。新しいモデルラインは最も多様で厳格な要件を満たさなければならず、開発エンジニアは、革新的な長所を十分に活用しながらスポーツカーメーカーの分野における50年以上の伝統を結集しました。新しい車両コンセプトを決定したこのユニークな専門技術の融合が、今日に至るまでポルシェのSUVの成功の秘訣であり続けています。

ポルシェが2002年にカイエンを発売したとき、「多用途性」という言葉に全く新しい意味を与えました。カイエンはSUVセグメントのスポーツカーのアイデアを実現しました。ある日はその車で通勤し、翌日はオフロードやサーキットで利用することができました。カイエンはあらゆる地形で快適性、精度、そしてドライビングプレジャーを提供しました。しかも、この全てがポルシェ特有のデザインDNAと組み合わせられていました。

最高出力250kW(340PS)のカイエンSと、さらに快適でパワフルな最高出力331kW (450PS)のカイエン ターボの発売は、ポルシェによる全く新しい領域への参入となりました。スポーツ走行中と過酷なオフロードでの使用時には、シャシーコンセプトが最大限の俊敏性を提供しました。ドライビングダイナミクスに決定的な重要性を与えたのが新しいポルシェ・トラクション・マネージメントシステム(PTM)でした。この革新的でインテリジェントな4WDシステムは、車のトラクションだけでなく現在の走行状況もモニターし、このセグメントでそれまで経験することのなかった水準のダイナミック性能を提供しました。カイエンは、退屈で反応が鈍いというオフロードビークルに対する先入観を一挙に打ち砕きました。

SUVの衣装をまとった純粋なスポーツカー:初代カイエンGTS

2007年に直噴エンジンと新しいドライビングダイナミクスパッケージによって変更されたカイエンは、再び水準を引き上げました。カイエンGTSは、数十年ぶりに特別なスポーツカーのためにポルシェが用意した3文字をまといました。カイエンGTSは、特にダイナミックなモデルとしてSUVセグメントで新しいベンチマークを確立しました。最高出力298kW(405PS)に引き上げられた8気筒エンジン、6速マニュアルトランスミッションとリアデフのギア比がショート化され、スポーツ性能を向上させました。

ダイナミック性能はシャシーから始まります。このモデルは、スチールスプリングと制御可能なショックアブソーバー(PASM)を組み合わせた最初のモデルとなり、車高は24mm低く設定されました。その結果GTSは、カイエン ファミリーにおいて911のGT3と同様の位置を占めました。

ポルシェはそれから2年後に、176kW(240PS)のV6ターボエンジンを搭載したカイエン ディーゼルによってポルシェ初のディーゼルモデルを発売しました。このモデルは、ターボチャージャー付ディーゼルエンジンとポルシェ車にお馴染みのエモーショナルな魅力を兼ね備えました。さらにこのモデルは、ディーゼルSUVが単なるスポーツ性能を提供するにとどまらないことを強調しました。

2010年:カイエンがハイブリッドの先駆者となる

このベストセラーは、2010年に全く新しいカイエン世代に取って代わられました。ポルシェはこのモデルによって、パラレル方式ハイブリッドテクノロジーを市販車の世界に導入しました。最高出力279kW(380PS)のカイエンSハイブリッドの燃料消費量はわずか8.2リッター/100km(NEDC)でした。ポルシェのハイブリッド駆動は、高速走行時に燃料消費の節約を可能にする世界初のシステムでもありました。つまり、エンジンを停止して150km/hまでの速度でコースティング走行することができました。現在、全てのポルシェSUVが各コンフィギュレーションにおいてこのコースティング機能を備えます。4年後に、カイエンは再び、プレミアムSUVセグメントで世界初のプラグインハイブリッドを提供し、先駆的な役割を果たしました。燃料消費量(NEDC、複合)は3.4リッター/100kmに低減され、合計の最高出力は306kW(416PS)を発生しました。しかもハイブリッド駆動を備えたカイエン モデルは、あらゆる効率性にもかかわらず、加速をブーストする電気駆動の効果的な使用などによって非常にスポーティでした。 

現在のカイエン モデルライン

ポルシェは、モデルラインの継続的な強化によって長期にわたる成功を確実なものにしています。マカンに引き続いてカイエンの最新モデルは、ドライバーを車両とその環境にさらに密接に接続する新しいポルシェ・コミュニケーションマネージメントシステム(PCM)を装備しました。現在、ポルシェのプレミアムSUVは、各モデルバージョンにおいて独自の水準のダイナミック性能と効率性を兼ね備えます。カスタマーは、6気筒または8気筒のディーゼル、ガソリン、またはハイブリッド駆動を選択することができます。出力と効率性のために、ポルシェはV6ターボエンジン(193kW<262PS>と6.8-6.6リッター/100km)を搭載したカイエン ディーゼルと、V8ツインターボエンジン(283kW<385PS>と8.0リッター/100km)を搭載したカイエンSディーゼルを提供します。0-100km/h加速が5.4秒のこのモデルは、最高出力309kW(420PS)のV6ツインターボエンジンを搭載したカイエンSとほぼ同じ水準です。最高出力を324kW(440PS)に引き上げたV6ツインターボエンジンを搭載するスポーティなカイエンGTSは、車高が20mm低く設定されています。

カイエンS E-ハイブリッドは、電気モーターとV6エンジンの組み合わせで最高出力306kW(416PS)を発生します。カイエン ターボは、最高出力382kW(520PS)のV8ターボエンジンによって卓越した走行性能が発揮されます。0-100km/h加速タイムは4.5秒で最高速度は279km/hに達します。これを凌ぐのがトップモデルのカイエン ターボSで、最高出力419kW(570PS)を発生する改良されたエンジンによって最高の性能を実現します。

ポルシェはカイエン ディーゼルとカイエンS E-ハイブリッドのプラチナエディションも提供します。エクステリアのスポーツアクセントによって識別可能なこのスペシャルエディションは、魅力的な価格で贅沢な装備レベルを提供します。

マカン:コンパクトSUVにおけるスポーツカーのDNA

スポーティSUVセグメントにおけるカイエン コンセプトの成功によって、ポルシェは2台目のオールテライン・モデルラインの提供を決定しました。その結果が2014年からコンパクトSUVのスポーツカーとして市場に登場したマカンでした。このモデルは、オンロードとオフロードの両方においてダイナミック性能とドライビングプレジャーの新たなベンチマークを打ち立てました。マカンは、クラスで最もパワフルなエンジンとスポーティな7速ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)を兼ね備えました。さらに、ポルシェの新しいモデルラインには、セグメントで唯一エアサスペンションを含む3つのスポーツシャシーオプションも用意されました。

マカンは、最初から競合モデルをリードしていました。最高出力294kW(400PS)の3.6リッターV6ツインターボエンジを搭載したマカン ターボと最高出力250kW(340PS)の3.0リッターV6ツインターボエンジを搭載したマカンSは、完全に新しい性能クラスを切り開きました。SUVトリオの中でも、190kW(258PS)のターボディーゼルエンジンを搭載したマカンSディーゼルは最大のトルクを発揮しました。

マカンは、クラスにおいてダイナミクスのベンチマークを打ち立てたカイエンの偉業を受け継ぎました。2015年にポルシェは、マカンGTSの形でさらにスポーティなモデルを発売して一歩先に進みました。この3文字を冠した全てのポルシェ モデル同様に、マカンGTSはモータースポーツの世界にインスパイアされています。マカンSを20PS上回る最高出力、改良されたシャシー、そして強化されたブレーキによってそれが明確に示されています。コンパクトSUVのGTSバージョンは、マカン モデルでも最上位のドライビングエクスペリエンスを提供します。GTSの装備には、車高を低く設定したスポーティなPASMと20インチホイール&オールシーズンタイヤが含まれます。

新しいトップモデル:マカン ターボ パフォーマンス

ポルシェは再び水準を引き上げます。走行特性の強化、俊敏性の向上、さらに卓越したエモーショナルな魅力で感銘を与えるマカン ターボ パフォーマンスがモデルラインを完成します。

性能の強化によって3.6リッターV6ツインターボエンジンは、マカン ターボを30kW(40PS)上回る最高出力324kW(440PS)を発生し、モデルラインのトップに立ちます。0-100km/h加速はわずか4.4秒(0.4秒短縮)、最高速度は272km/h(6km/h増)に達します。1500-4500rpmの幅広い回転域で得られる最大トルクも600N・m(50N・m増加)に引き上げられました。けん引力の増加によりスポーツ・プラスモードの80-120km/h加速タイムはわずか2.9秒(0.2秒短縮)、燃焼消費量(NEDC)は、タイヤに応じて9.4-9.7リッター/100kmです。

しかし、マカン ターボ パフォーマンスにブーストを与えるのはエンジン出力だけではありません。新開発のブレーキシステム、車高が低く設定された制御されるスポーツシャシー、スポーツクロノパッケージ、そしてスポーツエグゾーストシステムの全てが標準装備されます。フロントには、パフォーマンスパッケージ非装備のマカン ターボより30mm大きな390mmの溝付きブレーキディスクとレッドに塗装された対向6ピストン式ブレーキキャリパーが装着されます。さらに、スイッチで作動するポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)は、ロードで卓越したスポーツ性を発揮します。このシステムは、15mm低く設定したライドハイトに最適にチューニングされています。車高を10mm低く設定してセルフレベリング機能と高さ調節機能を備えたエアサスペンションもオプションで用意されています。

スポーツクロノパッケージによって、ドライバーはマカン ターボの性能をさらに高めることができます。このパッケージは、スポーツ・プラスモードにすると、シャシー、エンジン、トランスミッションがスポーティに調整されて、スポーツエグゾーストシステムはいっそうエモーショナルなサウンドを奏でます。デュアルクラッチトランスミッションの7速PDKは、最高の加速を得るために、ギアシフト中の極めて短いレスポンスタイム、最適なシフトポイント、およびトルクの増加を提供するように設計されています。

マカン ターボ パフォーマンスのカスタマイズには、ターボエクステリアパッケージなど広範なテーラーメイドの装備オプションを使用することができます。このパッケージのオプションには、ハイグロスブラックの21インチ ラテラルスポーク付911ターボ デザイン ホイール、PDLS Plus付LEDヘッドライト、およびその他の多数のブラックエレメントが用意されています。ターボインテリアパッケージは、贅沢なアルカンターラエレメントを備えたブラックレザーインテリア、多数のエリアのカラーアップリケ、およびホワイトイルミネーションのモデル名ロゴ付きドアエントリーガードなどのカーボンエレメントを提供しています。

完璧なネットワーク:ポルシェSUVのための新しいインフォテイメントシステム

マカン ターボ パフォーマンスも、全てのポルシェ モデルライン同様に、新しいポルシェ・コミュニケーションマネージメントシステム(PCM)が提供する広範なインフォテイメントサービスによる恩恵を受けます。このシステムの中心部は高解像度7インチタッチスクリーンです。ユーザーインターフェースはスマートフォン同様の直感的な操作が可能です。近接センサーが操作する人の動きを検知して関連するメニュー画面を表示します。画面はマルチタッチジェスチャーで操作することができます。Bluetooth®、USB、およびSDカードのインターフェースがスマートフォンと保存メディアを統合します。PCMはApple CarPlay®でiPhoneにも接続されます。

カイエンに標準装備、マカンにオプション装備されるナビゲーションモジュールは、3Dエリアも備えた高解像度マップディスプレイによる優れた性能を提供します。ボイスコマンドでルートナビゲーションを開始することができるので、いっそう便利です。オプションのコネクト・プラスモジュールが、リアルタイム交通情報によってダイナミックなルートナビゲーションを大幅に強化します。さらにこのオプションは、PCMを無線LANのホットスポットとして使用してスマートフォンの統合を強化し、究極のネットワーク体験を提供します。たとえば、ポルシェ・コネクトアプリを使用して、スマートフォンから目的地を直接PCMに転送してルートナビゲーションを開始することができます。コネクト・プラスモジュールにはポルシェ・カーコネクトも含まれます。このアプリによって、スマートフォンから燃料残量などのデータへのアクセスや特定機能の遠隔操作ができます。

PTMとPSM:冬季の安全な走行のために

ポルシェの通例として、強化された性能とドライビングダイナミクスによって日常の使いやすさが犠牲になることはありません。オフロードと冬季の性能特性も影響を受けることはありません。4WD(PTM)とスタビリティプログラム(PSM)の組み合わせがこれを保証します。

ポルシェ・トラクション・マネージメントシステム(PTM)とポルシェ・スタビリティ・マネージメントシステム(PSM)が、CAN bus接続を介して連続的に情報をやりとりし、最高の車両安定性とできる限り最短の制動距離を保証します。たとえばABSブレーキングの場合は、高水準の車両コントローラーが4WDシステムの縦方向のカップリングを開きます。

厳密にいうと、移行が非常に滑らかなためにドライビングダイナミクスとトラクションは区別できません。たとえば、車両のトラクションが良好なときにのみコーナリングの力が伝わるので、タイヤが過剰にスリップすることはありません。その結果、フロントアクスルのステアリング性能とリアアクスルの安定性が改善されます。PTMの介入によって、PSMが効力を発揮する前に駆動輪のスピンが低減あるいは解消されます。

PTMについて言えば、4WDは制御可能なハングオンシステムとして設定されています。統合された電子制御マルチプレートクラッチが、常時駆動されるフロントアクスルとリアアクスル間のトルクを固定することなく完全に可変配分します。走行状況の連続的なモニターによって走行条件の変化に対する瞬時のレスポンスが可能になります。たとえば、加速時にリアホイールがスピンを始めると、マルチプレートクラッチが介入してフロントへのトルク配分を高めます。コーナリング中には、最適なサイドサポートに必要なトルクのみをフロントホイールに伝えます。

最大限の安全性を備えたドライビングプレジャー:PSMとPSMスポーツ

冬季の道路では、特に中心的なPSMが極限時の走行安全性を大幅に高めます。一般にPSMは、危機的な状況に介入して選択的にブレーキをかけることで車を安定させます。システムは、ドライバーより遥かに早くスリップしそうなホイールを検知して瞬時に適切な対策を実行するので、雪、ぬかるみ、または凍結した路上の安定性を著しく高めます。これは特に雪解け時や一部が雪で覆われた道路など、摩擦係数が大きく変化する自動車道において重要です。その結果、ポルシェの全てのSUVは、ポルシェ特有の俊敏性を維持しながら高度なアクティブセーフティを提供します。

スポーツクロノパッケージとの組み合わせで(マカン ターボ パフォーマンスに標準装備)、マカンのセンターコンソールのPSMスイッチで単独に作動する「PSMスポーツ」モードが装備されます。「PSMスポーツ」は、機能がノーマルモードとは全く異なり、サーキットなどでポルシェを極限に近づけることができます。この機能は、「PSMオン」に比べて垂直軸周りのヨー方向の動きと駆動輪のスリップの許容範囲を広げるので、雪道でも車のダイナミック性能が総合的に強化されます。これによって、スポーツ志向の熟練ドライバーがPSMを完全に解除する必要はなくなりますが、PSM スイッチを長押しすると「PSMオフ」モードを選択することもできます。これは、ドライバーが望むときにはいつでもコントロールシステムを完全に解除できなければならないというポルシェの理念にしたがいます。しかし、「PSMオフ」モードでも「PSMスポーツ」モードでも、ABSの制御範囲内で急ブレーキをかけると、ブレーキを解除するまで、PSMによるフルレンジの安定化アシストが作動します。

ポルシェから約100万台のスポーティSUV

数字でも実証されています。カイエンによって大きな成功を収めたSUV市場への参入に続き、コンパクトなマカンも絶えず増加するニーズによってサクセスストーリーとしての地位を確立しています。ポルシェはすでに約204,740台のコンパクトなオールテラインスポーツカーを販売しました。2016年の最初の10ヶ月間の全世界での販売台数は79,725台(15%増)で、これまでに920,210台のカイエンとマカンを販売しました。オールテラインタイプのドライビングプレジャーとポルシェ スポーツカーのエモーショナルな魅力の結合によってこのような成功が達成されました。(売上の数値は2016年10月の売上を含みます)

※ 仕様は国により異なることがあります。